身体の使い方はケア(乗鞍HCで上位入賞を狙う方々の積み重ねる力)

2018/10月/23日(火曜日)

30歳でロードレース36歳からトライアスロンに挑戦しました。昔から身体は弱く、器用か不器用かと聞かれればかなり不器用でした。

ロードバイクに跨って1年ぐらいの間は,先輩のローディー達によく笑われたものです(笑)子供の頃からそうなので、上手くなりたい気持ちが強いのかもしれません。

30歳を過ぎた家族もある、自分と同じようなフルタイムワーカーは、学生の頃と違い時間が限られているので、効率的にトレーニングをする必要があります。

そこでトレーニングメニュー時間管理だけでなく”身体を上手く使う努力”をロードレースを始めた直後から開始しました。

現在、トライアスリートのバイクフィッティングやパーソナルトレーニングが中心になっていますが、自転車競技の選手ではヒルクライムやタイムトライアルが得意な方の、バイクフィッティングやパーソナルトレーニング(動きづくり)を中心に行っています。

実業団選手だけでなく、ホビーレース、特に乗鞍ヒルクライムで1時間切りを目指す方や、各レースで年代・クラス別の表彰台を狙う社会人アスリートの方が多く、彼らは特化する傾向にあるので、その分野ではでは、多くの実業団選手より、速いタイムを叩き出します。(ヒルクライム職人などと呼ばれます)

先日も乗鞍での1時間切りチャンピオンクラスで上位を目指す方のパーソナルトレーニングを担当しました。

その方のロードバイクは5.9㎏で、レース時の体脂肪率は5%前後です。当然ですが自身の体重や体脂肪率フレーム重量だけでなく、ホイールやタイヤは勿論、部品の一つ一つに拘り体もバイクも軽量化させています。

 

自身も実業団レースやヒルクライムの大会に挑戦した時期があり、その時は同じように身体も自転車も軽量化させていました。

彼等のロードバイクや身体と同様に、日々のトレーニングの質と量・自分の身体(体組成)やロードバイクのパーツの一つ一つに拘った結果、大人のプラモデルは完成し、最高のパフォーマンスを発揮します。

 

【身体の使い方】もこれと同じです。基本的に身体全体をみて、力の加える方向などを考えトレーニングをするのですが、個々のパーツ(足・脚・骨盤・胸郭・肩甲骨・肩などの各部位)の柔軟性などを含む”動きの質”も高める必要があります。(特に自分と同じような不器用な方こそ…)

人と比較ではなくするのではなく”今の自分よりも上手くなる”。その為には、日々のトレーニングや体重管理・乗鞍ヒルクライムで上位を目指す方のバイクの様に、積み重ねが必要です。(魔法はありません)

ハードなトレーニングだけでなく、地道な身体の使い方も(ストレッチや補強運動・体操など)行うといいでしょう。(故障の予防にもなります)

ロードレースの実業団Jプロツアーを走っていた当時の体組成です。体脂肪率は3%、体重は59.1㎏で徐脂肪体重は57.3㎏です。

トライアスロンをしている現在より5㎏前後軽いです。(トライアスロンを始めてからは6~12%でコントロールしています)

     

スポーツバイク購入から5年目の実業団富士山ヒルクライム栂池タイムトライアルの予選と決勝の結果です。

この時はフルタイムワーカーとして、両レースともプロ選手を含む、実業団選手全体で30位以内に入りました。

 

2008年は実業団Jプロツアーの年間ランキングも52位でした。周りはプロの選手ばかりでフルタイムワーカーは僅かでした(笑)

 

 

日々のトレーニングの質(フルタイムワーカーが量に拘ると、精神的にも肉体的にも苦しくなるかも知れません)は言うまでもなく重要ですが、運動・栄養・休養・ケアのバランスが大切です。(身体の使い方はセルフマッサージなど同じでケアの一部と捉えています。)

入浴や”歯磨き・セルフマッサージ・ストレッチと同じように”身体の使い方”も習慣化すると、いいと考えています。(隙間時間を利用した、気づけば行うといった感じで十分です)

https://unity-fit.com/?cat=93←身体の使い方については長くなるので、運動に共通した身体の使い方で少しづつ紹介していきます。

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