腕を前後に大きく振る?(初心者の方へ)

2018/11月/27日(火曜日)

まずは普段の姿勢から

ある程度、普段の自分の姿勢への意識が高まり、

足裏の感覚にも注意を払えるようになれば、

次は上半身の動きも少し意識してみましょう。

お腹を締めて、話をしてみる。

重要な体幹部についても、

少しづつ紹介させて頂きますが、

今回は腕振り?について

少しだけ紹介させて頂きます。

以前、姿勢の話の際に

まずは手のひらを前方に向けてみましょうと話しました。

手のひらを前方に向けてみましょう

それは普段、手のひらが後方を向き過ぎている人が多いので、

矯正の意味があります。

肘から先を回す

腕振りの際は、そのまま、肘から先だけを回し、

手のひらを元のニュートラルの位置に戻しましょう。

手を下ろし軽く手を握った状態で、

穴の部分が正面を向く位置です。

写真は手のひらが後方を向いた状態

腕を前後(左右?)に振っている状態です。

これでは腋が大きく開き、

腕が前に振り出された時、

肩や肋骨が持ち上がってしまいます。

バイクでも基本は同じ

これはバイクのDHポジションをとるときも同じです。

以前にも紹介しましたが、

バイクとランニングにおいて

立位での基本姿勢の重要性が異なることはありません。

それと同様、DHバーの持ち方も

ランニングにおける腕の状態と共通しています。

体幹部においてもバイクは

サドルに座り深い前傾姿勢をとるため、

骨盤は立位の時より地面に対して多少前傾し、

腰椎は立位よりも後湾します。

しかしランニングと同様に

胸椎(胸郭部)の可動性は確保する必要があります。

そのため立位での基本姿勢が重要であることは

体幹部においても全く変わりません。

バイクもランも基本姿勢は同じ?

肩甲骨を起点に動かしてみる

姿勢を整えた状態を保ち、

腕を先ほど紹介した状態にして、

肘を軽く曲げ、その場で肩甲骨を起点

腕を丁寧に振ってみましょう。

実際は振ると言う意識自体が

少し違っていると思うのですが、

自分がランニングをしている時の

腕の振られ方を再現するイメージで行なってみて下さい。

肩甲骨自体をを意識できない方が多いので、

レッスンでは、まず全身の各関節を丁寧に動かす

様々な体操をやって頂いています。

直線ではなく曲線

前後への直線的なイメージではなく、

肘先が軽く弧を描きながら

脇がしまっていくイメージで行ってください。

アライメントを整える

腕振りは「腕を前後に大きく振るものといったイメージ」を

持っている方が多いのですが、

そのイメージでは腕が前後に振られ過ぎ

体幹部の動きや、重心にも良くない影響を与えてしまいます。

ペースが遅い方は尚更です。

実際の遅いペースの方が大きく前後に腕を振る姿をよく見かけます。

これもイメージなんでしょうね(笑)

続きは明日紹介させて頂きます。

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