Garminで健康管理(初心者の方へ)

2018/10月/27日(土曜日)

ガーミン


パーソナルコーチングを受けていただいている方々の多くに、かなり以前からGarmin(ガーミン)の使用を勧めています。https://www.garmin.co.jp/←Garmin JapanのHP

希望者には、普段のポイント練習(重要な練習)のデータも送って貰いアドバイスなどもしています。人によっては、普段の食事の写真も送って頂き栄養のアドバイスもさせて頂いています(ちなみに妻は管理栄養士です。)

ランのデータ

ランのデータです。ペース・距離・時間、心拍だけでなく上下動や左右差やストライド・ピッチなどのランニングダイナミクスも表示されます。別売りのハートレートモニターが必要です、935などは光学センサーが付いていますが、精度は高くありません。

データに拘り一喜一憂する必要はなく、練習終了後に自身の感覚とデータの擦り合わせをする事も楽しいものです。(男性は特に)上は2017東京マラソンのデータです。

次はバイクです。少し高回転(95回転)で25分ほど漕いだ時のデータです。バイクのデータは、この様に表示されます。速度やケイデンス(回転数)を計測するには、別売りのセンサーをバイクに取り付ける必要があります。

パワーはパワーメーターなどと同期しなければなりません。

トレーニング効果

ガーミンはご丁寧にトレーニングのアドバイスまでしてくれます(笑)この他にも、次のトレーニング迄の休養時間の目安も毎回教えてくれます。

距離・時間・カロリーなど

詳細な表示だけでなく、距離・時間・カロリー・ペース高度上昇などは、この様に大きく表示されます。

しかし自身が社会人の運動愛好家に、ガーミンを勧めている本来の理由は、健康管理と時間管理の為です。自分と同じ様な中高年は余計にです。

上の写真はレッスン生が自宅でローラーをしている時の心拍データです。この様なデータが、数ヶ月のうちに数回送られてきました‥。

その為、病院での運動負荷検査を勧めました。この他にも心拍管理を行うことで、不整脈の検知オーバートレーニングの管理なども、ある程度は可能だと考えています。

睡眠時間


これは自身のデータです。まずは睡眠時間のデータです。睡眠時間も管理できるのですが、ガーミンを装着して寝ると、睡眠時間だけでなく、深い睡眠浅い睡眠もわかります。

休養の重要性とガーミン

お酒を飲んだ時や、寝る直前に食事をした時などは、浅い睡眠が増えてしまいます。精神的なストレスを感じている時もです。

1週間の睡眠時間も確認する事ができます。自分の睡眠を可視化する事で、体重と同じで、睡眠時間の管理がしやすくなります。(睡眠に対する意識も高まる筈です)

一日の平均心拍数など

平均安静時心拍数などは1日だけでなく、1ヶ月・1年単位でも表示されます。2月はそこまで安静時心拍にばらつきはなかったのですが、平均安静時心拍数が数日間高くなった時は、運動を制限します。この様にガーミンを使うことで、オーバーワークオーバーユースを防ぐことが出来ます。

多くの初心者を指導してきましたが、多くの中高年の初心者ほど頑張り過ぎる傾向にあり。こちらが驚きます。「運動は歯を食いしばり必死に頑張るもの」という思い込みが原因の一つかな?と思ったりもします。ランニングなどのペースが速すぎるのです。

故障をしているランニング初心者のデータをみるとゾーン4と5が多いのが特徴です。(初心者の方は、ゾーン2か3で運動しても十分な効果があります。無理をしない事を優先して下さい。)

VO2max


運動時間やVO2maxなども表示されます。自身は1年間で、運動時間が少し長い時期と、少し短い時期を設けます(期わけ)1月/2月/3月は月30時間 ・ 3月/4月/5月は月45時間(6月にレースの為)といったようにです。

トレーニングを継続する事で徐々にVO2maxが伸びていくのがわかります。(これもあくまでも目安です、プロツアー選手時代、医療機関で計測したときは72でした。)


年間のランニング距離です。2016〜2017年は6日間で2つのIronmanを完走したり半年で6回サブ3を達成した年です。しかし年間を通して走った距離はレースを含め1日5㎞弱月140㎞弱です。(スイムとバイクがあるので)

トライアスリートはサブ3が目標でも、ランナーほど走る必要はないと考えています。(そもそも、そこまでの時間を捻出できません)

バイクやスイムのデータ

Ironmanケアンズのバイクラップです。このようにガーミンでは地図や気温も出ます(不正確ですが‥)このデータはトランジションが入っていますが、実際はケアンズのバイクコース180㎞を、4時間55分で走りました(トライアスロンはこの後、フルマラソンが待っています。)数年前のデータと、現在のデータを比較することで、自分の成長や衰退も把握できます。

トレーニングピークスと同期

健康管理・時間管理の為に

この様に社会人アスリートにとって、ガーミンで管理をすることは、オーバートレーニングやオーバーユースを防ぐだけでなく、健康管理にも役立ちます。

パフォーマンスの向上も重要だと思いますが、長く持久系スポーツを楽しむ為にも、ガーミンをお勧めしています。オーバーよりアンダーです。それにしても、本当にいい時代になりました。

時間管理の為にも、健康管理の為にも、ガーミンの装着をお勧めします。

 

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