前述した姿勢を意識し、まずは立位で自分の重心位置を感じてましょう。まずは普段の姿勢で立ち自分の重心が何処に落ちているかを探ってみましょう。立位時に緊張してる部位や、膝の曲がり具合も確認してみましょう。
膝が伸びきっていませんか?重心を僅かに移動させ、筋肉にかかる負担が小さい場所を感じとりましょう。あなたの重心は足のどの辺りに落ちていましたか?
普段から”足の裏の感覚”を意識することが重要だと考えています。それはロードレーサーでも同じです。今日も3名のロードレーサーのパーソナルトレーニングでした。
3名ともベテランで、FTPも4w/kgは軽く超えており2名は4.5w/kgを超えています。パワーメーターを使用したパワートレーニングは、かなり以前から行なっており、食事やトレーニング計画などの自己管理も、自分より遥かにしっかりと出来ています。
3名には”故障をにくい身体の使い方”を体操やドリル・補強を指導しています。速く走れていても故障を繰り返すと辛いですよね?速く走れても故障を繰り返す人やオーバートレーニング気味な人は意外と多いものです。
バイクでは膝は故障しないと言われますが,10年くらい前から膝を壊しバイクフィッティングに訪れる人は少なくありません。
【宮塚さんの提唱する骨トラ】も各関節に負担をかけにくい動きを指導している筈です。(重心について考えていると以前受けた宮塚英也さんのスイム・バイク・ランの講習会を思い出しました)
数年前に受けた宮塚さんの動きです。多くの方はこれと反対向きの動きがニュートラルになっています。これはランの指導時です。
重心を感じると身体は必然的にこの方向に動く筈です。(多くは不要に体幹を捩じっています)【腰をいれる】と言う表現がありますが実際に腰を入れるのでしょうか?腰をいれるとは実際はこの動作の事です(宮塚さんはこうやって”骨にのる””と表現していました)
宮塚さんのランのドリルは重心を意識させる為のものが多かったです。(こうやって”ガンガンと骨にのってください”といった表現でした)
しかし実際の動きは、無駄な力が抜け動物の様にしなやかで、固い感じは全くなかったです。野球出身で球技も得意な宮塚さんはその動きだけで、十分説得力がありました。いつかも自分も宮塚さんの様に‥。うーん、Iromanへの道は遥かに遠いですね(泣)
※ちなみに宮塚さんとはIroman世界選手権KONAでTOP10入りを2度も果たした日本で唯一のトライアスリートです【トライアスロンをこれから始める前を含め、今までに講習会を3度も受けました】
https://hidear.net/←宮塚さんのHPです。道は遠いですが、やっぱり上手くなりたいですね。続きはまたおいおい。