カーフマンジャパン近畿ステージ
カーフマン近畿ステージ。台風の様な風が吹き荒れる冷たい一日。チームの若者が始めてエリートのレースに参戦するので、応援とサポートを兼ね、急遽参戦する事になりました。
1.8kmラン-8kmバイク-1.8kmラン、しかも準決からはドラフティングレース。バイクが得意な自分には不利なレースです。
距離が短いのでトランジションもキーとなります。短時間高強度のスプリントレースなので参加者の7割以上が10代と20代で3割以上はエリート選手。
自身の子供と変わらない年齢の選手が殆ど。スタート地点ではオッさんは場違い感満載。
予選(タイムトライアル)
さすがに若き選手たちのランは軽い!バネを使い弾むように走っていきます。予選はタイムトライアル。第1と第2ランがトップ選手達より30秒づつ遅い感じでした。因みにトップの第1ランはキロ3分前後です。
準決からはドラフティングレースなので、第1ランを飛ばさないと話になりません。持久系の自分には既にランはオーバーペースです。どれだけバイクを踏めるかがキーとなります。
予選はレース中に準決入りを確信したので、バイクとランの最終周は流しましたが結果的には総合で21位と上出来。
30位以内はエリートの選手ばかりで1枚目に名を連ねたオッさん達も、デュアスロンの強豪選手ばかりで30代以上は殆どが予選落ち‥。
しかしつい最近までデュアスロンのエイジ総合チャンプだった高橋選手が独走力を若者達にみせつけました。
準決(ドラフティングレース)
準決からはDHバー禁止のドラフティングレース。第1ランで出遅れると終了。持ちタイムを確認するとトップからは少なくとも30秒は遅れます。
案の定第1ランで出遅れましたがバイクで猛追。バイクで全くローテを廻さない若者達にやきもきしながらも順位を上げ、準決を勝ち抜き決勝進出を決めた。地元開催だったので沿道からの声援も沢山頂きました。
決勝(9割がエリート選手)
そして決勝に残ったのは僅か30名。30代以上は3名のみ‥他の2名はデュアスロの元日本チャンピオンとTriathlonの強豪選手で、9割はエリート選手と10代20代の学生と20代の強豪エイジでした。
第1ランでは予選&準決で既に脚が痙攣し完全に潰れ,バイクは一人旅でスタート。前の選手達はドラフティングなので追いつきません。
しかし諦めずにペダルを漕ぎ続けました。風が強いので単独走行ではかなりキツかったです。8周回でなんとか7名を抜いてランへ突入。結果はエリート選手含め総合23位!
トライアスロンの未来を担う若者達
今回,エリートの選手達と一緒にカーフマンで競い、最も感動したのは準決と決勝共にトップ集団で果敢に逃げをうった、18歳の選手でした(京丹波で競い合ったあの選手です)
自分が遥か昔に,何処かに置き忘れてきた【本当に大切な物】を彼等は持っていました。そして【今までの経験上,強くなるのは間違えなくこんな選手です】
カーフマン近畿ステージ。若者達と競い合えた素晴らしい時間でした。