バイクフィッティング&コーチング

UNITYのバイクフィッティング

バイクフィッティングとは

 


バイクフィッティングとは、ライダーの身体的特徴およびライディングスタイルに基づいて、自転車の各部を最適に調整するプロセスを指します。主な目的は、ライディング中の快適性・運動効率・パフォーマンスの向上ならびにケガの予防や安全性の確保です。

 

 

この調整には、サドルの高さや前後位置、ハンドルバーの高さおよびリーチ(前方への距離)、さらにサイクリングシューズ上のクリート位置の最適化が含まれます。これらの各項目は、ペダリング時における関節や筋肉の角度に直接影響を及ぼし、ペダルへのパワー伝達効率や身体への負荷の分布にも密接に関係しています。

 

 

適切なフィッティングを行うことにより、ライダーはより快適かつ持続的に走行することが可能となり、競技者のみならず一般のサイクリストにとっても大きなメリットがあります。

 

 

UNITYのバイクフィッティング

 

適切なバイクフィッティングは、身体の特定部位への過度な負担による故障を未然に防ぎ、サイクリングにおける快適性・効率性・パフォーマンスを大きく向上させることが可能です。

 

近年では、従来の目視による調整に加え、3Dモーションキャプチャシステムなどの高度な技術を用いたフィッティングが一般化しており、専門的な知識を有するプロフェッショナルによって実施されることが求められています。

 

UNITYでは、目視による確認はもちろん、3Dモーションキャプチャーシステムを導入し、より精密な分析をもとにバイクフィッティングを行っています。

また、フィッティングと併せて、ペダリングスキルを中心としたバイクの基礎動作やフォームについての説明も丁寧に行っております。

 

バイクフィッティングの手法として、「体幹部や四肢の長さ、簡易な柔軟性測定などからポジションを導き出す」といった手法も存在します。しかしながら、それだけで本当に最適なポジションが得られるとは限りません。

 

なぜなら、ライダーの経験値や体幹の安定性、各部位の柔軟性(特にハンドル操作には上半身の可動性が影響します)、ライディングテクニック、さらには恐怖心の有無といったメンタル面までを含めた総合的な要素が、フィッティングの結果に大きく関与するからです。

UNITYのバイクフィッティングは、こうした多角的な視点を踏まえた総合的アプローチを大切にしています。特にトライアスロンバイクにおいては、ハンドル周りの調整がポジションの快適性と空力性能の両立において極めて重要です。

 

そのため、クライアントとの対話を重視し、個別のニーズに応じた最適な調整を実施しています。さらに、フィッティング中にはライダーの動作や姿勢から身体的な弱点や課題を抽出し、それに対する改善策や強化方法についても具体的な指導を行っております。

 

フィッティングは単なる調整ではなく、パフォーマンスと安全性の向上を図るための総合的なプロセスであると考えています。

 

 

プロフェッショナルなバイクフィッティングにおける主な考慮要素

 

バイクフィッティングを正確かつ効果的に行うためには、ライダー個々の身体的・目的的特性を総合的に評価する必要があります。プロのバイクフィッターが考慮する主な要素は、以下のとおりです。

 

1. 身体測定値

ライダーの身長、股下長、腕の長さ、肩幅など、複数の身体的寸法は、最適なサドル高、ハンドル位置、リーチなどを決定するうえでの基本データとなります。

 

2. 柔軟性・可動域

股関節や脊柱、肩周りの柔軟性や可動域は、ライディング中の姿勢やペダリング効率に直結するため、フィッティングの重要な判断材料となります。特にエアロポジションをとる競技者にとっては、上半身の柔軟性が鍵を握ります。

 

3. ライダーの目的・目標

パフォーマンス重視のレース志向なのか、長距離の快適性を優先したいのかによって、理想とするポジションは大きく異なります。競技レベルや走行スタイルを踏まえたうえでの設定が必要です。

 

4. 使用バイクの特性

バイクそのものの種類(ロードバイク/TTバイク/グラベルなど)、ジオメトリー、サイズ、調整可能範囲も、フィッティング可能な選択肢に影響を与えます。機材側の制限や可能性も常に考慮されます。

 

5. 過去の負傷や身体的課題

既往歴(腰痛、膝痛、頸部の障害など)や身体的な左右差は、安全性と快適性を確保するために極めて重要な要素です。再発予防の観点からも慎重な評価と調整が求められます。

 

初心者こそ受けるべき、バイクフィッティングの重要性

 

 

バイクフィッティングは、単に自転車のポジションを調整する作業ではありません。
それは解剖学的知識・機材への深い理解・ライディング動作の観察力を必要とする「科学的なプロセス」であり、ライダーの特性に応じた改善点の発見や、適切なトレーニング方法の指導までを含む、総合的なサポートの手段です。

 

適切なポジションを導き出すためには、身体の状態やライディングフォームを正確に評価し、必要に応じて複数回の調整と検証を行うことが求められます。これには時間と専門的な経験が不可欠です。

 

また、バイクフィッティングは「一度きり」で完結するものではありません。ライダーの柔軟性が向上したり、筋力や体幹の安定性が変化した場合、あるいはライディングスタイルや目標が変わった場合などには、再評価と再調整が必要となります。

 

こうした観点からも、バイクフィッティングは「上級者向け」ではなく、むしろ初心者こそ早い段階で受けておくべき“必要最低条件”であると考えています。正しいフォームや動作パターンを身につけることは、トレーニング効率の向上だけでなく、ケガの予防や自転車そのものの楽しさを深める第一歩にもつながるからです。

 

UNITYのバイクフィッティングの特徴

 

UNITYでは、モーションセンサーを用いた高度な動作解析を活用し、ライダーの身体の動きを客観的かつ精密に評価したうえで、最適なバイクポジションをご提案しています。

 

フィッティングは単なる数値の調整に留まらず、ライディングにおけるフォームやペダリング効率、バイク操作の基本に至るまで、安全かつ快適に自転車を楽しむための知識と技術の習得を含む総合的なプロセスです。

 

セッションでは、現在の身体的課題やフォーム上の問題点を明確にし、それらの原因と改善方法について丁寧にご説明いたします。

 

あわせて、「なぜそのポジションに調整するのか」「どのような動きがより効率的なのか」といった、フィッティングの根拠や理論的な背景についても分かりやすくお伝えすることを大切にしています。

 

UNITYのバイクフィッティングは、単なる「合わせる」作業ではなく、ライダーご本人の理解と納得を重視した“対話型フィッティング”です。初心者から競技志向のアスリートまで、それぞれの目標や背景に応じた最適なサポートをご提供いたします。

 

 

 

NITYのバイクフィッティング:モーションキャプチャーによる客観的評価

 

UNITYでは、バイクフィッティングにおいてモーションキャプチャーシステムを導入し、ライダーの身体の動きをより客観的かつ高精度に分析することを可能にしています。

 

特に使用しているのが、動作解析に特化したデバイスである LEOMO TYPE-S/R です。LEOMOは、サイクリストの骨盤・脚の動きなどの運動パターンをリアルタイムで数値化し、従来の目視だけでは把握しきれない微細な動作のクセや非対称性までを可視化することができます。

 

これにより、単なる感覚や経験則に頼るのではなく、科学的根拠に基づいたポジション調整が可能となります。また、LEOMOに加えて、GarminやWahooなどのサイクルコンピューターとの連携も行い、実走データやパワー、ケイデンスなどの情報を総合的に活用しています。

 

こうした複数のデバイスを駆使することで、UNITYのバイクフィッティングは、

 

  • パフォーマンスの最大化

  • 身体への負担の最小化

  • 再現性のあるフォームの構築

 

を目的とした、次世代型のフィッティングサービスを提供しています。

 

 

UNITYのバイクフィッティングの特徴

 

UNITYが提供するバイクフィッティングは、単に「最適なポジションを導き出す」ことにとどまりません。ライダーの目標や身体の状態に応じて、バイクライディングに必要な基本動作から、ペダリング技術の向上、体幹トレーニングや補強エクササイズ、柔軟性を高めるためのストレッチングまで、幅広い指導を組み合わせて実施しています。

 

ポジションの調整だけでは解決できない動作やフォームのクセ、筋力や可動性のアンバランスなどに対しても、トレーニングと知識の両面からアプローチし、継続的に快適でパフォーマンスの高いライディングを可能にするサポートを行っています。

 

バイクフィッティングは一度で完結するものではなく、ライダーの成長や身体の変化とともに見直すべきプロセスであり、UNITYではその過程も含めて長期的にサポートを提供しています。

 

 

 

実走におけるパーソナルコーチングとモーション解析

 

UNITYでは、ご希望に応じてランニングやバイクの実走時におけるパーソナルトレーニングも実施しております。これらのセッションでは、室内での評価にとどまらず、実際のフィールド環境における動作解析とフォーム改善指導を行います。

 

また、これらの実走コーチングでは、LEOMOなどのモーションキャプチャーデバイスを使用し、ランニングフォームやペダリング動作をリアルタイムかつ客観的に解析することが可能です。身体の動きの変化をオンタイムで数値として把握することにより、従来の目視だけでは見逃されやすい課題にも的確にアプローチできます。

 

さらに、セッション中には動画撮影も併用し、後日その映像をもとにしたフォーム分析・動作評価を実施します。自らの動きを視覚的に確認することで、理解と修正の精度が格段に高まり、技術習得への意識も高まります。

 

UNITYの実走コーチングは、科学的データと映像解析を融合させた実践的かつ効果的な指導を特徴としており、初心者から競技志向のアスリートまで幅広く対応しています。

 

 

 

ランニングにおける動作解析の主な計測項目

 

UNITYのランニング指導では、モーションキャプチャーシステムを活用し、走行中の身体の動きを多角的に評価・分析しています。特に以下のような動作要素を計測・確認することで、ランニングフォームの改善や故障予防、パフォーマンス向上を図ります。

 

  • 骨盤のブレ(左右・前後・回旋)
     走行中の骨盤の安定性や動揺の程度を確認することで、体幹の使い方や接地時のバランスの乱れを評価します。

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  • 胸郭の動き
     呼吸と連動する胸郭の可動性や、上半身の過剰な動作がフォームに与える影響を可視化します。

 

  • 股関節の可動性
     特に脚の引き上げや着地の際に重要となる股関節の動作範囲をチェックし、可動域の制限や左右差を明確にします。

 

  • 太腿を振り出すスピード
     大腿部(特に大腿直筋・腸腰筋など)の動作速度を確認し、ピッチや推進力への影響を評価します。

 

  • 接地位置と重心の関係
     足の接地が身体の重心よりも前方・後方に偏っていないかを確認し、無駄なブレーキ動作や衝撃を最小限に抑える指導を行います。

 

  • 脚の巻き上げおよび振り戻し動作
     膝から足部の軌道やリカバリーフェーズの滑らかさを評価し、効率的な脚の動きを引き出すための改善点を導き出します。

 

これらの解析は、見た目では分かりづらい“動作の質”を数値化・可視化することで、ランニングフォームを科学的に捉え、確かな改善につなげるものです。

 

 

バイクフィッターとしての経歴

 

これまでに担当してきたバイクフィッティングの実績は3,000セッションを超え、初心者からエリートアスリートまで、幅広い層のサイクリストをサポートしてまいりました。

 

また、国内で取得可能な主要なバイクフィッティング資格(BG FIT、MASTER BG FIT、RETÜL、BIKE FIT、TT FIT など)を網羅的に保有しており、科学的かつ実践的な知見に基づくフィッティングを提供しています。

 

トライアスロンバイクやタイムトライアルバイク(TTバイク)にも対応しており、エアロポジションにおける空力・快適性・持続性のバランスを重視した高度なポジション調整も可能です。

 

豊富な実績と確かな知識に基づき、単なる調整にとどまらない、「走りの質」を変えるフィッティングをご提供しています。

 

 

 

バイクフィッティングの価格について

UNITYで実施しているバイクフィッティングの料金やサービス内容の詳細については、以下のリンクよりご確認いただけます。

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詳しいプロフィールはこちら☞https://unity-sotoasobi.com/

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