15年前にロードバイクを購入してから15年…実業団登録がしたくて、当時関西で一番強いクラブチームに入りました。
その時も実業団の先輩に多くの事を教えて頂いたのですが、どうしても納得できなかった事が少なからずありました。
しかし、昨日レッスンを受けた方は、今もあるチームで先輩方から、同じようなアドバイスを受けていてるそうです…。
案の定、故障をしてレッスンに脚をかばいながらやってきました。それらの内容が、15年前、自身が言われた事と全く同じだったので少し驚きました(笑)
1「膝をフレームに擦るように漕ぎなさい」
2「登りではサドルの後ろに座って、身体を深く倒し、足を前に蹴りだす様に、お尻を使って漕ぎなさい」
3「毎週末、練習会に参加してロングライドを行い、山を登って下れれば、登りは登れるようになり、下りも徐々に上手くなる」
1 無理に内股にすると当然ながら故障の原因になりますし、ペダルに加わる力もロスしてしまいます。
2 登り(17%の登りもあったそうで…)なるべく後ろに座って蹴りだそうとすると、斜度がキツイと後ろにひっくりかえる可能性があります(後ろに座って、前に蹴りだしお尻を使う?)
更に傾斜の変化も加わり、脚がペダルに届きにくくなくなります。(むしろ傾斜した分、少し前に座ってください)
股関節が詰まってしまい、上手く漕ぐことはできません。
3 毎週末の練習会…(走った距離は160kmだそうです)確かにそれだけの時間を割けば速くなるかもしれませんが、故障や落車のリスクも増えます。社会人として時間管理的にも…?
日本のトップや、プロツアーを目指すなら話は違ってくるかも知れませんが、あくまでも社会人の趣味とそて捉えてるなら、そこまで走らなくても効率よく、トレーニングを行うことで、登りもそこそこ速く走れます。
そもそも登りは、むやみに登っても速くなりません。特に初心者の方はペダリングスキルの向上の為に、ドリルや神経系のエクササイズを行いましょう。
慣れるまでは平坦か、なだらかなアップダウンなど‘ギアが足りる場所‘を走るといいと思います。(ケイデンスが40とかになってしまう登りにはいかないようにしましょう)
登りに限定すればウェイトコントロールも重要です。(当時は強くなりたければ月2000kmは走れ、実業団は3000kmは走れと言われました)
当然ながら自身は当時から、一月に、それだけの距離を走ったことはありません。
トライアスロンを始めてからは3種目あるので月500km前後です(月40時間前後で運動をマネージしているため)
パワートレーニングやバイクフィッティングについて、これだけ情報が溢れ、モーションキャプチャーが普及していても?
やはりベテランの方々の指導の影響力は大きいようです。
ロードバイクにのって初めの数ヶ月は「速くなるよりも上手くなる事を目指しましょう。」
バイクフィッティングもなるべく早めに受けた方がいいと考えています。
怪我なく長く持久系スポーツを楽しむ為に!