ランでもバイクでも,足裏の感覚を重視しています。左脚は過去に腓骨、立方骨、大腿骨の骨折と、腱断裂・靭帯損傷があり(不慮の事故による)、それが基で徐々に右脚に荷重してしまう様になり、右足に負担がかかっていました。(現在はかなり改善しています)
物理的に左足は骨折しており、靭帯は損傷し腱も無いので、仕方ないといえば仕方ないのですが、少しでも改善できればと、かなり試行錯誤しました。
バイク・ラン共に、インソールなども考慮しましたが(数種類を何度か使用)、現在は使用していません。代わりに足裏と下腿(脛から下)の感覚を重視して、運動を行っています。
特にランでは感覚的にも明らかに左右差があり、ガーミンも左右で49/50前後になっていまして。(バイクのペダリングモニターでも同じがあります。程度の左右差)右と左の筋の発達も、左右差があります。(ペダリングのロスも僅かですが、左が大きい傾向にあります。)
足裏の意識を高めると、足裏のどの部分に体重がかかっているかがわかります。(前足・中速・踵・母子・小指)更に接地の際、膝がどの位置にあるのか(内・中心・外)?アキレス腱の外側・内側(下腿)に負担がかかっているのか?なども感知できます。
どの様に接地すれば足底に負担が少ないか?アキレス腱にかかる負担が少ないか?膝や足首が曲がっているか?地面を不必要に蹴ってないか?なども足裏と下腿を通して伝わってきます。
当然、意識するだけではなく、【身体を整える】必要があるのですが、少なくとも足裏の感覚に集中すると、つま先で接地しすぎてないか?離地の際、親指側が浮いてないか?反対に小指側が浮いてないか?足首の動きが大きすぎないか?などの情報を得ることが出来ます。
これはバイクでも同じです、足の裏を意識していれば、明らかに小指側で踏んでたり、親指側で踏んでいるのかはハッキリとわかります。(痛みがある場合は特に)
今朝も足裏の感覚を意識しながら、超スロージョグ(歩くより遅いペース)を30分程度行いました。足裏感覚に集中することは、精神的にも良い影響を与えていると考えています。
普段はどうしてもマルチタスクになってしまっているので、朝のランニングの時間は足裏の感覚にのみ集中(シングルタスク)することで、シングルタスクで物事をこなせるようになるかも…?(笑)
とにかく慣れてくると、走るのが更に楽しくなる筈です?(自身はそれが楽しいです)
ランやバイクで、自分の足裏センサーを活用してみましょう(笑)
個人的に身体からの情報を無視せずに、普段から自身の身体に意識を向けることは、パフォーマンスの向上のみならず、故障の予防にも繋がると考えています。