40代・50代・シニアから始めるトライアスロン。これからトライアスロンデビューを目指す方へ!国内ロングの大会の平均年齢は?

2024/5月/09日(木曜日)

この写真の人物は何歳でしょうか?答えは最後に紹介します(笑)

トライアスロンの相談会で「40歳を過ぎてるんですがトライアスロンデビューをしたいんです。40歳でもトライアスロンを始めることは可能ですか?」とよく聞かれます。

トライアスロンは過酷なイメージが先行してますが、国内トライアスリートの平均年齢は何歳位なのでしょうか?→https://unity-sotoasobi.com/archives/3366

トライアスロンの参加者の平均年齢

去年開催された国内開催のアイアンマン70.3を観ても15年前と比較すると明らかにトライアスロンの参加者は減少(2013年は1300人,先日は670人と半減)→https://unity-sotoasobi.com/archives/3393

タイムを観ても10年前よりも上位の50位の平均タイムは優位に遅く、全体的に高齢化しています。15年前に始めた人達がそのまま歳をとり平均年齢が上昇した様に思います。

では国内のトライアスロン参加者のの平均年齢は何歳位なのでしょうか?過酷と言われる国内ロングの大会を少し調べてみました。

これは2023年五島長崎国際トライアスロンのスタートリストです。→https://gototri.com/wp-content/uploads/2023/04/3181b3f51de9b93e57019934bfb0828c.pdf

五島Aタイプは男子680名が参加、そのうち445名が50歳以上45歳以上は543人40歳以609人(笑)つまり45歳以下は137人で40歳以下は71人しかいないのです。

ちなみに202人が60歳以上で半数近い305人が55歳以上です。なのであなたがもし40歳ならロングのトライアスロン参加者の中ではかなり若者ということになります(笑)https://gototri.com/☜五島長崎国際トライアスロン大会HP

https://gototri.com/wp-content/uploads/2023/04/3181b3f51de9b93e57019934bfb0828c.pdf

そして国内のトライアスロン発祥の地皆生で開催される同じくロングの皆生トライアスロンの2022年の参加者の平均年齢は53.7歳だっただそうです。→http://www.kaike-triathlon.com/

もう一つの国内ロングの佐渡国際トライアスロン→http://www.scsf.jp/triathlon/も同じでした。つまり国内においてロングのトライアスロン参加者の中では50歳でも平均年齢以下なのです。


トライアスロンは過酷なスポーツのイメージがありますが、過酷と言われるロングの大会の国内参加者の平均年齢がこれだけ高いと言うことは実は安全なスポーツなのかも知れませんね?https://unity-sotoasobi.com/archives/4083

40代や50代前半はまだまだ若手であり、60代もかなり多いので、周囲でも30代でトライアスロンを始める方は寧ろ少なく40歳以上の相談者が多いのが実情です。なので安全に考慮しトレーニングに励めば40代から始めるのは問題ないのかも知れません。

これらの理由から50歳を過ぎてもトライアスロンを始めアイアンマンに挑戦することは可能だといえそうです。水泳経験者なら尚更ですね。

 

トライアスロンデビューに際してやはり最も肝となるのはスイムです。大人になってからスイムを始めるのはなかなか敷居が高いからです。40歳をすぎてトライアスロンに挑戦する方はデビュー前にしっかりとスイムを練習しましょう。

50歳以上でこれからトライアスロンを始めたいと思っている皆さんもトレーニング次第では50歳を超えてアイアンマンを完走できるかも知れません(笑)私の周囲はそんな方々で溢れています。

注意点

しかし50代やシニアがトライアスロンに挑戦する際には、いくつか重要な点に注意する必要があります。まず、健康状態の確認が重要です。トライアスロンは体力と持久力を要するスポーツであるため、事前に医師の診断を受け、トレーニングや競技に適しているかを確認することが必要です。特に心臓や関節への負担が大きくなりがちなため、これらの健康状態に注意しましょう。

次に、適切なトレーニングプログラムの作成が大切です。年齢を考慮したトレーニング方法を選び、徐々に体を慣らしていくことが重要です。無理なトレーニングは怪我のリスクを高めるため、体力やフィットネスレベルに合わせて段階的に強度を上げていくことが勧められます。また、トライアスロンは水泳、自転車、ランニングの3種目からなるため、それぞれの種目に対するバランスの取れたトレーニングを心掛けることが大切です

さらに、栄養管理も重要な要素です。トレーニングや競技に必要なエネルギーを確保するため、バランスの取れた食事を摂取し、必要に応じて栄養補助食品を利用することも考慮に入れましょう。水分補給にも注意が必要で、トレーニング中や競技中には適切なタイミングで水分を摂取することが熱中症の予防に繋がります。

最後に、適切なギアと装備の選択も忘れてはなりません。特に、長時間にわたる競技となるトライアスロンでは、自分に合った快適な装備を選ぶことがパフォーマンスの向上に繋がります。これらのポイントに気をつけることで、シニアの方でもトライアスロンに安全に挑戦し、楽しむことが可能です。

女子の参加者

https://gototri.com/wp-content/uploads/2023/04/3181b3f51de9b93e57019934bfb0828c.pdf

ちなみに女子のロングの部門はで30人。男子の参加者は680人なので女子にとってはトライアスロンは敷居が高いといえそうです。実際に女子は国内のトライアスロン人口の1割程度です。

最後に最初に紹介した写真のクライアントは63歳です。50歳をすぎてトライアスロンをはじめ筋トレはせずトライアスロンと公園遊びであの身体を創り上げ63歳で自分史上最高のボディを手に入れました(笑)

上記の注意点に気をつけて参加すればトライアスロンは40歳、50歳でも挑戦できる安全なスポーツだと思います。

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