Ironman70.3廈門・Ironmanマレーシア
今週末はいよいよIronman廈門とIronmanマレーシアですね。レッスンを受けに来て頂いている方の最終ポイントレッスンも終了し、こちらも一安心です。
この2つの大会には他にも多くの日本人選手が参加します。
何故なら、Ironman世界選手権KONAの出場権やIronaman70.3の出場権を獲得するには欧米人が少なく、アップダウンが多いコース、できれば暑さの厳しい、アジアのレースに参加が、Ironman世界選手権への近道だからです。
この2つの大会に参加される方は、今日・明日のフライトの方が少なく無いようです。大会が開催される今週末が楽しみですね。
日本はオフシーズンですが、Ironmanはシーズン真っただ中です。
僅かな痛みや違和感は身体からのメッセージ
一方で日本はオフシーズン、季節の変わり目なのか?マラソンシーズンに突入からなのか?トライアスリートや団体レッスンなどでも、痛みを訴えている方が増えている様に感じています。
↑現在、違和感や痛みを抱えている初心者の方はこちらもご覧下さい。故障なく運動を継続する事こそがIronman完走の近道です。
2016年Ironman70.3廈門の想い出
2016年にIronaman70.3厦門に参加しました。第1回となるIronman厦門は大人気であっという間にソルドアウト。
KONAスロットもありアクセスも良い為か?(関空から直行便が出ています。3時間前後で到着します。バイク輸送には2万円ほど追加料金がかかります。)54ヶ国から中国に選手達が集結していました。
トータル2200名がEntryしていましたが、そのうちの700人が中国人以外の外国人選手。
その為Swim Start先頭はKONA狙いのAWAの欧米人だばかりでした。(この時はKONAスロットが25個ありました)
結果は2200人entry/1548人完走/日本人1位 : 総合38位【Pro含む】総合22位【エイジのみ】気温も高く、終わってみれば38名のプロ選手を含め、4時間ぎりが2人のハードなレースでした。
そして2017年のIronman世界選手権KONAの権利を、IronmanケアンズでのKONA獲得時と同様、ロールダウンなしのストレートで獲得する事が出来ましました。
この大会でパーソナルトレーニングをしている女性もIronman70.3世界選手権の権利を獲得しました。自転車購入から僅か16ヶ月の快挙でした。(この数ヶ月後にこの女性はIronman世界選手権KONAの権利も獲得します)
2016年のKONAが終わってから1ヶ月の大会でした。中国の大会は…と感じていましたが、中国のスケールの大きさとボランティアスタッフをはじめとするIronmanの関係者の方々の、意気込みに圧倒された大会でした。
素晴らしい想い出の地、廈門で今年もIronman70.3が開催されます。今年はKONAスロット30 :Ironman70.3世界選手権のスロットが50あります。
2018年Ironman厦門のコースなど
https://ap.ironman.com/triathlon/events/asiapac/ironman-70.3/xiamen.aspx#axzz5WoC3OfKI参照:IRONMAN 70.3 Xiamen
2017年からスイムは潮の流れに沿ったワンウェイになった様です。これはスイムの苦手な人にとっては良いかも知れません。去年はスイムの記録を5分以上短縮した人もいたようです。
問題はトランジションエリアまで600m近くあることですが、ここで不利となるのもスイマーであり、ランナーにとっては好都合といえるでしょう。
https://ap.ironman.com/triathlon/events/asiapac/ironman-70.3/xiamen.aspx#axzz5WoC3OfKI参照:IRONMAN 70.3 Xiamen
バイクも写真をみるとアップダウンが多いように感じるかも知れませんが最大で40mです。
これは大きな橋を登った時の斜度であり、印象としては緩やかなアップダウンを繰り返す高速コースです。テクニカルな部分も特にはありませんでした。
https://ap.ironman.com/triathlon/events/asiapac/ironman-70.3/xiamen.aspx#axzz5WoC3OfKI参照:IRONMAN 70.3 Xiamen
ランも基本的には緩やかなアップダウンに入らない位の繰り返します。日陰はないものの、今年は気温が低いと予測されます。
なのでランコースも高速コースといっても良いと思います。2016年はエイドのドリンクやアイスなども充実していたので安心です。
Ironamn70.3廈門は自己ベストを狙うにも良いコースだと思います。
2016年は30度ちかくあり、気温も高かったのですが、去年の気温は25度前後だったようです。今年も当日の気温は最高25度、最低18度、曇り時々雨となっています。
https://tenki.jp/world/5/90/59134/←厦門の天気予報です。
やはり厦門は人気で今年のエントリーもトータルで1500人以上です。廈門はスイムはローリングスタートなので、スイムやバトルの苦手な方も安心です。
厦門はとにかくスケールが大きかったです。説明会場の大きさもスクリーンの大きさも日本とは桁違いでした。
ボランティアの方々の盛り上がりや、スタート前の観客の数も日本とは非になりませんでした。
この盛り上がりを目の当たりにして今後Ironmanは間違えなく、中国に根ずくなと感じました。
路地裏に広がる別世界
一方で会場から5kmほどの路地裏には全く違う世界が広がっていました。
華やかな会場で日本よりも高い料理を食し、高級なバイクに跨る方々。一方、路地裏では数十円で料理や食材が売られていました。
夕方になると一気に露店が立ち並び様々な食材が並びます。かなり不衛生な場所を、裸足で歩いている子供たちも少なくなかったですね。
路地裏の風景です。この辺りを夜中も歩いてみたのですが、かなり危険を感じました。特に女性は大会会場付近以外は出歩かない方が良いと思います。
まとめ
廈門は純粋にIronmanの雰囲気とレースをを楽しむのなら最高なのですが、大会と観光も兼ねているのなら、やはり他の国で開催されるI ronmanの大会を選んだ方がいいでしょう。
中国はこれまでに3度大会を突然中止にしています。その辺りも考慮し大会を選択しましょう。