毎週ローラーのセッションを行なっているのですが、疲れてくると(疲れて無くても)DHバーやハンドルに寄りかかり,下を向いて漕ぐ方が多いので,よく注意します。高回転ダリングなどの技術練習の時も然りです。昨日もやはり‥
社会人のトライアスロンは色んな意味で【コントロール】が重要だと考えています(特にロングは…ペースやフォーム、補給など)なのでローラーをする時も,多少しんどくても、自分をコントロールし,なるべくフォームを崩さず、下を向かない様にしましょう。フォームチェックができるように前に鏡などを置いていても良いのかもしれません。インドアバイクレッスンでも同様です。
そもそも,ハンドルに寄りかかると,ペダルにかかる力の一部がハンドルにかかります。ハンドルにもたれ掛かかり下を向いて漕ぐと,骨盤は前傾し股関節の動きも制限されます。実走ではカーブや下りが怖くなります。下を向いてしまうと前がみえません‥プロ選手のようなエアロフォームも大切ですが、社会人の優先事項は安全です。もし落車をすると…
ハンドルに寄りかかっていると体幹の筋にかかる負荷は小さくなり、肩甲骨は縮まり頭の方向に上がってしまい肩こりを誘発します。実際にトライアスロンの大会でも、前は向いていても、DHバーにもたれ掛かり、身体を過剰に丸め肩をすくめて、パッドに上半身を固定し、骨盤を揺らしながら、必死に漕いでいる方を多く見かけます。これはフォーム的にも✖です。この辺りについても、今後バイクフィッティングのポイントhttps://unity-fit.com/?cat=10で紹介しようと思っています。
普段からローラーで下を向いて,ハンドルにもたれ掛かる人は、レースでも疲れてくると下を向いてしまう傾向があります。初心者の皆さん、初心者のうちから、ローラーをする時も、なるべく下を向かないで、目線は少し前を向き綺麗なフォームで漕ぐ習慣をつけましょう。
昨日部屋を掃除していると台湾雑誌にデビュー?した際の雑誌が出てきました。驚いたのがこれが2012年だったことです。6年もあっという間ですね。まさに光陰矢の如し。前を向いて歩きましょう(笑)