効率的なランニングフォームとは、故障をしにくいフォームだと考えています。各関節(特に下半身)に負担のかかりにくいフォームと言い換えることもできます。しかし効率的なランニングフォームを獲得する為には、まずは”身体を整える”必要があります。
ランニングは主に下半身を使うのですが、当然ながら上半身の動きも重要となります。その為、様々な体操やドリルを行っています。”運動に共通した身体の使い方”https://unity-fit.com/?cat=93でも紹介していくのですが、”ランニングについてはこちらで紹介していこうと考えています。
自身は、2004年に自転車を購入し、2005年にシマノ鈴鹿でロードレースデビュー、2006年には実業団登録し、実業団レースで優勝や入賞を得て、当時のトップカテゴリーへ昇格。UCI2.2レースのツールド熊野では新城選手などと同じレースを走りました。
2008年は、社会人としてロードレースの実業団Jプロツアーレースで全国を転戦し、UCI2.2レースに出場。→ https://ja.wikipedia.org/wiki/UCIプロツアー
2009年にトライアスロンに挑戦することを決め、2010年36歳からランニングと水泳を開始。初めの1年間はランでの故障も多くかなり苦労しましたが、1年半後の38歳までにサブ3、ハーフ1時間17分、10キロ35分以内、ウルトラでサブ10などを当初の目標を達成することができました。
42歳,2016年、6日間でIronman世界選手権KONA~Hawaiiを含む、Ironmanレース2本をほぼ同タイムで完走。43歳、2017年はIronmanを9時間51分で完走。→https://en.wikipedia.org/wiki/Ironman_World_Championship
2016年11月~2017年4月までの半年間は6つのマラソンを走り、その全てで、サブ3(2時間50~58分)を達成し完走。2015年〜の28ヶ月で21のトライアスロン関連の大会に出場し、その全てで表彰台や世界選手権の権利を獲得。2017年のKONAでも、自己ベストを更新することができました。30歳から持久系スポーツをはじめ13年間目の43歳でベストパフォーマンスを発揮することができたのです。これまでの13年間の経験を通し、ようやく、少しは上手く走れるようになったと実感することが出来ました。
これは走り始めた当初から、フォームを徹底的に研究し、知識だけでなく、自分の身体を実験台にして何度もトライ&エラーを繰り返してきた結果だと思っています。(トライアスロン1年目はこんな感じでテーピングなしでレースを走ることが出来ませんでした。)
”速くより上手く”これが社会人として、持久系スポーツに取り組んでから、ここ15年のテーマでした。これまでのランニングの経験を通しての”気づき””について”故障を防ぐ効率的なランニング”で、少しづつ紹介していきたいと考えています。