今日は、始発で奈良へ出張パーソナルトレーニングに向かっています。まあ電車に乗る時は、ほぼ始発なのでリズム的にはいつもと変わりませんが‥(笑)
昨日はronman70.3厦門(11月18日)とIronmanマレーシア(11月17日)に向けての最終調整に入る方々のポイント練習を兼ねたレッスンでした。
3名とも、体脂肪率も下がり、いい感じに(FTP値的にみて)仕上がっていたので、少し安心しました。
残り10日でしっかりと疲労を抜いて現在の自分の力を出し切って下さい
昨日はレース後の食事についてご紹介しましたが、本日はその補足です。
フルマラソンでは、一般的に約2,000〜3,000kcalが消費されるといわれています。これは、成人が1日に必要とするエネルギー量に相当します。
つまり、レース後にはこの消費分のエネルギーをしっかりと補給することが、身体の回復を促すうえでも非常に重要になります。
質と量のバランスを意識しながら、体調に合わせて無理なく摂取することを心がけましょう。
フルマラソンを走ると、2000〜3000kcal程度のエネルギーを消費すると言われています。これは、成人が1日に必要とするカロリー量に匹敵する消費量です。
目安としては、
体重(kg) × 距離(km) ≒ 消費エネルギー(kcal)
という式が使われ、たとえば体重60kgのランナーが42.195kmを走った場合、約2,530kcalを消費する計算になります。
ここで誤解されやすいのが、「速く走った方が消費カロリーが多いのでは?」という点ですが、
実際には、3時間で走っても、6時間で走っても消費エネルギー量はほぼ変わりません。
※細かく言えば、速く走った方が心拍数が高くなり、消費カロリーが若干増えることもありますが、その差は全体から見れば、ごくわずか(数%程度)です。
レース後は、達成感からついつい食べ過ぎてしまう方も少なくありません。
特に、大会の3ヶ月ほど前から食事制限や運動に励んできた方ほど、解放感から反動が出やすい傾向にあります(気持ちはとてもよくわかります…笑)。
ただし、ここで摂取しすぎてしまうと、せっかくの努力が一時的に帳消しになってしまう場合もあるため、以下のような「計画的な回復食」がおすすめです:
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消化しやすい炭水化物(例:おにぎり、うどん、バナナ)
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筋修復のためのたんぱく質(例:豆腐、卵、魚)
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失われた電解質や水分の補給(例:スポーツドリンク、味噌汁など)
まとめ
走った距離とエネルギー消費量は比例しますが、「時間」や「速さ」との関係は意外と小さいものです。
レース後の食事は、過不足なく、タイミングよく摂ることが回復の鍵となります。
頑張った自分を労いながらも、少しだけ冷静に、体の声に耳を傾けてあげましょう。
長く持久系スポーツを楽しむためには、「運動」だけでなく、「食事」「休養」「ケア」のバランスがとても重要です。
日々の小さな積み重ねが、やがて大きな変化につながります。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。心と身体の声に耳を傾けながら、自分らしく一歩ずつ進んでいきましょう。^ ^