適度な水分摂取を心がけましょう(持久系スポーツ初心者の方へ)

2018/11月/03日(土曜日)

栄養と水分補給はトレーニングと同じくらい重要です

パーソナルトレーニングを受けていただいている中高年の初心者の方々の中には、「運動はがむしゃらに頑張るが、食事や栄養管理はおろそか」という傾向が見られます。栄養学の基本的な知識が不足している方も多く、そういった方には日々の食事を写真で記録していただき、フィードバックを行っています

なぜなら、運動時間が限られている社会人アスリートこそ、食事(栄養)と休養を“トレーニングの一部”と捉えることが、パフォーマンス向上と健康維持に不可欠だからです。

水分補給の重要性と注意点

水分補給も同様に重要なテーマです。水分を摂らないことで脱水症状を引き起こすのはもちろんですが、水だけを大量に摂取することで「低ナトリウム血症」を引き起こすリスクもあります。

※ 野菜や果物にも約90%の水分が含まれており、水分補給に役立ちます。

一般的な水分補給の目安:

  • 運動開始前に 200~500ml(コップ1杯以上)を摂取

  • 運動中は 20分ごとに150〜250ml(1時間あたり約500~800mlを目安)

  • 真夏や高温環境ではやや多めでもOK

  • 水温は **5〜15℃**が理想的

  • 飲料には 0.2%前後のナトリウム5%前後の糖質を含むものが望ましい

一気に飲むのではなく、こまめな補給が重要です。

普段からコーヒーを多く飲まれる方は、利尿作用により水分不足に陥りやすくなるため、特に注意が必要です。

海外の大会に参加される方へ

冬の日本とは異なり、11月以降はマレーシア、厦門、西オーストラリア、タイ、ベトナムなどの暑い地域で大会が続きます



このような環境では、水分とナトリウム補給の意識がより重要になります

トレーニングに取り組む情熱と同じくらい、食事や水分補給にも意識を向けていただけると、より良い成果と継続的なパフォーマンスにつながります



がむしゃらに運動しても、栄養や休養が疎かだと逆効果。

食事は写真で記録、水分はこまめに、栄養はバランスよく。

社会人アスリートこそ、基本の「運動×栄養×休養」で強くなる!

水分補給の基本と注意点 〜パフォーマンスと安全を支える鍵〜

水分補給は、パフォーマンスの維持や熱中症・脱水症状の予防、さらにはリカバリーにおいても欠かせない要素です。ただ「水を飲めば良い」という単純なものではなく、摂取のタイミング・量・成分のバランスが重要です。

特に持久系スポーツでは、大量の汗と共にナトリウムなどの電解質も失われます。補給すべきは“水分”だけではなく、“塩分や糖分”を含んだドリンクが理想的です。

水分補給の基本ガイド

  • 運動前:200〜500mlを目安に(アップ前にコップ1杯)

  • 運動中:20分ごとに150〜250ml(1時間で500〜800ml程度)

  • 水温:5〜15℃が吸収されやすい

  • 成分:ナトリウム(0.2%程度)+糖質(5%程度)含有が理想

  • 運動後:体重変化を参考に発汗量を把握し、計画的に補給を

 

 

 注意点

  • がぶ飲みは避け、こまめに少しずつが基本

  • 水の飲みすぎも危険(低ナトリウム血症に注意)

  • 汁物・果物・野菜にも水分が多く含まれます

  • コーヒー・アルコールは利尿作用があり、水分補給には不適

 

大会が多い夏季や海外遠征では特に注意が必要です。

「飲む量」ではなく「吸収される形で適切に摂る」ことが、

パフォーマンスと健康を守る第一歩です。

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